鍛錬
2012年 02月 09日
この曲は、大好きな Debussyの Prelude "Les Collines d'Anacapri"(アナカブリの丘).
演奏しているのは、中国のピアニスト 郎朗(ランラン)さん。彼ほど楽しくピアノを弾く人もいないだろう。
生き生きとピアノを弾く姿を見ていると、こちらまで嬉しい気持ちになってくる。勿論、彼の弾くダイナミックな音にも心躍らされる。
この曲の楽譜。
右手と左手の絶妙なバランス。的確なタッチ。どれだけの練習をしたら、こんな風に弾けるのだろう。才能に恵まれたから弾ける・・・だけではない。
彼の経歴を見ると、そのことが良くわかる。
http://ondine-i.net/column/column260.html
スーパースターになった今でも、地道な努力は怠らないという。
ここまでは鍛錬し続けている人のお話。
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ここからは、鍛錬せねば!とやる気だけは人一倍だが、空回りしている人の話。
昨日の二胡教室は、指の鍛錬のレッスン。

上の楽譜通り、単純な音符を指の動きを意識して弾く右手の練習。日ごろ鍛えていない指には、この練習がきつい。練習中に指がつりそうになったり、弾きながら腕が筋肉痛になったり。
指を高い位置から上げ、きちっと弦に当てると音の濁りがなくなる。でも高い位置から的確に、「弾く音の位置」に指を当てなければ、音程が崩れてしまう。
粒を揃えて的確に音を捉える・・・・次のレッスンまであと2週間、頑張ろう。
頑張ろう!なんて、今やる気を出しているけれど、昨日のレッスン前は、「行きたくない病」にかかってしまっていた。
このところ、4月にある韓国能力試験の勉強が忙しくて、(あれもこれもやらなければ・・・と焦りが出て)二胡を弾く余裕がなかったのだ。 『少しの間休もうかな~』ぼんやりと頭の中に浮かぶ言葉。

二兎追うものは一兎も得ず
でもでも二胡のレッスンに行き、大好きな仲間と会い、大好きな先生のレッスンを受けたらもっと上手になりたい気持ちが膨らんで、絶対二胡も続けたい気持ちになった。
指の鍛錬も大切だけれど、心の鍛錬も大切
二兎追う欲張りな私。弱音を吐かずに欲張ろう・・・かな。
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この二胡の演奏は、郎朗(ランラン)さんのお父様。郎朗さんを知る前に、お父様の演奏をこのユーチューブで知っていました。すばらしい演奏です。
by komaoyo
| 2012-02-09 19:17
| 音楽