熱い一日 Ⅱ

今思い出しても、夢のような1日でした。
プロの、それも飛び切りプロのピアニストの方に伴奏をしていただきました。

ゆる~~い企画なのに本格的!

到着1号の私は、リハーサルも1番でした。

熱波を繰り、たどり着いたとたんのリハーサルで焦りました。
竿をもつ手はすべりも悪く、ウォーミングアップをしないで演奏することに多少不安がよぎりましたが、思いのほか気持ち良くリハーサル出来ました。

その理由は・・・。

音は吹き抜けの天井でしたので響きがとても良く、天窓から見える青空・緑の葉を見ながらのリハは、それだけで気持ちがさわやかに気分良く演奏出来たのです。

そしてそして、初めてのピアノとの共演。とにかくプロの演奏には聞きほれました。上手に合わせてくれる。「まるで自分までプロになったみたい」と勘違いしてしまうほどでした。


私が弾き終わったか終わらないうちに、続々と二胡仲間が集まって来ました。

教室は違いますが、ほとんどの方が顔なじみさん。穏やかに緩やかにリハが続けられます。

リハ開始は11時30分・演奏開始は12時30分。

一通りリハーサルが終わりましたが、皆さん広い店内の(勿論貸切)中、思い思いの場所で今から弾く曲の練習や弾きたい曲を自由気ままに弾いていました。
 

「時間が止まればいいのに・・・」何度もこの日、心の中でつぶやいた言葉です。

日常を忘れ、異空間の中。好きな曲を思い切り弾ける嬉しさ。目に飛び込むのは、差し込む日差し・光の中に溢れる緑・そしてそして、音楽を好きで二胡を好きで楽しんで弾いている人たち。

其々の弾く二胡の音やピアノの音たちが、楽しく踊りだしているように耳に心地よく響きます。


「じゃあ はじめますか。」とゆるりとした感じで、本番になりました。

引く順番は番号のついた鉛筆を引いて決めました。


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全12曲

皆、とってもいい音で、改めて二胡の音の波長が、人間にとって心穏やかにしてくれるものなんだと思えました。そして演奏者皆がいい顔でした。

私は、演奏し終わって安堵したときの演奏者の顔を見るのが好きです。ほんの一瞬のその瞬間。



私の演奏は、後半でした。少しの緊張はありましたが、でもこのロッジ風な木で囲まれた空間のせいか落ち着いて演奏できました。・・・・と書きたいところですが、心は落ち着いていましたが、指が動きませんでした。T-T

練習不足?。。。ばかりでは無かったのです。

前夜、飲んで帰ってきた夫のせいで、まったく睡眠がとれなかったのです。 飲んで寝るときの(恥ずかしい話ですが)いびきの凄さ、寝言の凄さが尋常ではありません。

常日頃、多少のいびきにはなれていましたが、その日はまるで夜のサファリパークに泊まったようでした。

寝室から出てリビングで寝ようと試みましたが、扉を閉じて耳栓をしても轟音は聞こえてきて眠りを妨げました。うつらうつらした時には、明け方4時が過ぎていました。

その日の睡眠時間は、わすか3時間。

全然まったく若くない私は、最低でも5時間寝ないと末端までチカラが入りません。体は正直です。演奏当日も腕から下が重く、脳の指令が指先まで伝わる時間の遅いこと遅いこと。

日ごろ出来ていたフレーズが、悪い魔法をかけられたみたいに弾けませんでした。指がまったく動かなかったのです。

練習不足のためや緊張のためではなく、寝不足のために弾けなかったなんて、とほほな結果でした。
(だんなのいびきが、弾けなかった理由とは、誰にも恥ずかしくて言えませでした。)


きちんと睡眠時間をにとることが、演奏においていかに大切か。
発表会を控えている皆さん!どうぞ睡眠時間を充分とって悔いの無い演奏をしてくださいね。!





全12曲、ほとんど伴奏してくださったプロのピアニストの板橋さんには、感謝の言葉しかありません。


プロって凄いわ!どんな曲も見事に弾きこなして!

この日は、急遽違うキーに転調して弾くすごワザも見せてくださいました。(演奏者の無理なリクエストにも、直ぐ対応して下さる事。流石でした。)




演奏終了後、参加された方の中に、一時帰国した中国在住の方がいらして、中国で購入した二胡の駒6個を抽選で6名にプレゼントしてくださいました。


12名中6名。凄い確立です。

みごと当選



素敵な駒をいただきました。
 
その後は、おいしいお菓子が沢山テーブルーに広げられ楽しい談笑タイム。

そして、ピアニストの板橋さんが「皆で何か合奏しません?」とおっしゃって、何曲か打ち合わせも楽譜もないぶっつけ本番で演奏することになりました。

まるで(行ったことは無いのですが)歌声喫茶で皆が声を揃えて歌うように演奏しました。

勿論、素晴らしい板橋さんの伴奏で。

贅沢でした。ずーと伴奏し続けていらしたにも関わらず、何度も何度も「楽しいですね!」とおっしゃて弾いてくださいました。最後は「ユーチューブにアップしましょう」と録画までしてくださったのです。    至れり尽くせり


最後は、板橋さんに何か1曲弾いてくださいと無理なお願いして、素晴らしい曲をご披露いただきました。


夢のような時間は、長いようであっという間。

楽しい時間の思い出に、こんな写真をパチリ

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「又、こんな素敵な企画で集まりましょう」と固く誓いあったことは言うまでもありません。



厚い木の扉を開けて帰ろうと外に出たとたん、むっと湿気を帯びた熱い空気が身体にまとわりつきました。



それまで過ごした時間が、まるで幻だったような気がして、振り返るとそこには・・・。


続く




・・・・・・・・・・・・いやいや もう続きません。(∥≡▽≡)ドキッ  ミステリーでも何でもないお話なので、ここで終わり。「完」でございます。

7月27日にUPした「熱い一日」のブログを書いてから、放置すること3週間。 ありがたきかな、続きを待ってくださっていた仏のような方がたのおかげで、ようやっと「熱い一日Ⅱ」をUPすることが出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。
by komaoyo | 2014-07-27 23:36 | 二胡

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