香港旅⑪ 心弦<香港国際音楽節2016> じぇいそんレポート

♪それが香港 ここは香港
お思いどりに行かない香港

それが香港 ここは香港
いつかはわかるさ 香港

待てばいいさ それがいいさ
あとはお日様が知っている♬

<じゃいそん こころ歌より>

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足早にホテルに向かった僕たち。時間は23時を過ぎていた。

入ってすぐのロビーには、横関先生始め数人が、結果なんて影も形も無いよというオーラーを出していた。

まだ何の連絡も無いと言う。

私たちはロビー奥に置かれたホワイトボードに、いつ書かれるか分からない結果を待つことになった。


其々の部屋に戻る。


いく姉さんはずうずうしくも、かなやんの部屋に預けた楽器を連絡もしないで取りに行った。
23時過ぎ311号室。ピンポンと鳴らすと後光が射したかなやんがドアを開けてくれた。

「ごめんね。こんな時間なのに二胡取りに来ちゃった。(^^;)ありがとう預かってくれて結果まだ出ていないんだって」立て続けに早口で言った。いく姉さんの辞書にはもはや<他人の迷惑>という文字は無いらしい。

優しいかなやんは迷惑な顔もせずに、いく姉さんに二胡を渡した。

僕は「もうもう本当に迷惑ばかりかけてごめんなさい u(・・;)u 」といく姉さんのかばんから少し顔を出しながら何度も謝った。

二胡を受け取ったいく姉さんと僕は、すぐ部屋に戻った。何しろ早くお風呂に入り明日の為に寝なければいけない。なんて言ったってモーニングコールは、5時半なのだから。

部屋にカードキーを差し込んだ。

「・・・」

もう一度カードキーを今度は反対方向にして差し込んだ。

「・・・」

確か僕たちが居ない間に修理しておいてくれたはず。なのに今度は赤く*点灯じゃなく*点滅している。
(◎_◎;) そしてドアは開かない。


どゆこと?



絶対絶対直しておいてと言ったはず。その時YESって言っていたもん。いく姉さんは、泣きそうな声で言った。

もーーーーっ」
時間は刻一刻と24時に近づいている。

「ちょっとぉー私早く寝ないといけないのにぃー・・・。何よもー、なんで二胡担いでまたロビーまで戻らなけりゃいけないのよぉー」半泣きになりながら6階からエレベーターで降り、ロビーに向かった。

「すみません。このカードキー又使えないんですけれど、さっき修理してくれたはずなのに・・・」とカウンターでいく姉さんは、大分ご立腹な様子で日本語だか英語だか分からないごちゃまぜの言葉で訴えていた。

そこに(多分2号車に乗っていた)添乗員さんが来てくれて、いく姉さんの話を聞いてホテルマンの方に英語で通訳してくれた。

ホテルの人は、また何やら機械にカードをかけてチェックしていた。

このカードは使えるのか、それとも使えるようにリセットしてくれたのかどちらかは分からないが、ホテルの人がカードを持ってカウンターから出て来た。そして一緒に部屋まで行って開けてくれるようだった。

いく姉さんはさっきまでのご立腹は何処えやら、ニコニコ顔で6階までのエレベーターに乗った。
何故なら、部屋まで一緒に来てくれたホテルマンは、イケメンの香港男子だったから。

<いく姉さんの回顧録>

もう心の底から英語を勉強しておけば良かったと思いました。本当に中学校から今まで学ぶチャンスはあったのに・・・。何をやっていたんだ私は。こんなチャンスがあったとわかっていたなら、夢中で学生時代勉強していたはず。もう悔しいです・・・本当に。

後悔先に立たずと言うけれど、あんなに _| ̄|○がっくり膝から崩れ落ちそうになった事無かったです。





いく姉さんは、イケメンの香港男子ホテルマンに部屋に行く間中、英語で色々話しかけられて(*^_^*)笑顔で何やら答えていたみたいだけれど、会話のキャッチボールとは程遠い感じがしたよ。楽器を指さされて質問されても上手く答えられてはいなかった。点数をつければ15点くらいかな?勿論100点満点でね。

そして部屋に着きイケメン香港男子ホテルマンがカードキーを差し込むと、ガチャリと難なく扉は開いた。

目出度し目出度し

と思い部屋に入ったら、足元にドライバーが1本落ちていた。


「?」


まるでコントのように無造作に床の上に置いてあるドライバーを、いく姉さんはひょいと取り、イケメン香港男子ホテルマンに渡した。

当然渡すだろう、いく姉さんのものじゃないのだから。

それがどうしたことか?イケメンさんは「あなたのものじゃないんですか?」と英語で言い、いく姉さんにドライバーを渡そうとした。いく姉さんは「No No 私のものじゃありませんから」と日本語で言って、両手を顔の前で横に振った。

「?」「?」

全くかみ合わない会話が、余計かみ合わずにおかしな雰囲気のまま、イケメン香港男子ホテルマンはドライバーを持って部屋から帰って行った。



取りあえず部屋の中に入れた。


僕は大きな長ーいテーブルの上に置かれた。あーやっとこれでゆっくり休める。まだ2日しか経っていないのに、なんだか何日も何週間も何か月も香港にいる錯覚に囚われていた。

「僕は先に寝るよ」そう言って、すぐに深い眠りについた。


この後すぐ、同室の元ベテランCAのお姉さんが戻る。その後シャワーを浴びてなんだかんだで1時過ぎにはいく姉さんたちは眠ったようだった。



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長い1日が終わり、クタクタのはずのいく姉さん。深い眠りについても4時間半後にはモーニングコールで起こされる運命。




自業自得


これから始まるお話は、眠らない街香港で起きた<本当の世にも奇妙なお話>。


自業自得



フラッシュバックのようにこの4文字がいく姉さんを襲う!!

自業自得


それは香港に来る前から始まっていた。



自業自得 自業自得 自業自得・・・・・・・・・・。



 

to be continued




               


アリエネ━━(ノ)゚Д゚(ヽ)━━ェェッ!!









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by komaoyo | 2016-09-25 23:21 | 二胡 | Comments(0)

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