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2017年 二胡発表会③

11月26日(日)の日の出は6時27分。

大切なその日の朝は、いつもの朝より長かった・・・夫のせいで。
何とか日も明け、有り余る出かける前の朝の時間もあと少し。

梅干し入りのおむすびも持った。(お米はやっぱり、ここぞと言う時威力を発揮してくれる。マラソンをする友人から大会前日から炭水化物を食べて備える話を聞いた。走る時間に合わせて食べるものを考える。その時に(演奏する時)エネルギーにかえられる食事をとる事は大切だ。

発表会当日は、エネルギーチャージドリンクだけ飲んでいることが多かった。お腹に堪らないものを選んでいた。しかし食べなければ、夕方の演奏まで体力気力が持たなくなってきた。空腹だと低血糖になり、軽く意識が薄れることがあったり。(注意散漫の意味)

何を食べるかは、睡眠を十分とる事と同じ位大切な事になってくる。

発表会に持参する食べ物は以下のものである。
○すぐに力になる食べもの。(おにぎりとかバナナ等)
○演奏する前の不安を解消できる、美味しいお菓子。
○体を冷やさない温かい飲み物又は常温の飲み物。(楽屋で待機中、意外に夏でも冷房が効きすぎていたり、冬でも足元が寒く冷え切ってしまう事がある為。冷たいものは出来れば避けたい。)

長丁場に備えて準備できるものは全て用意した。

出かける時はなるべく身軽にが基本だけれど、発表会の時は例外。

○二胡(替えの絃・松脂・替えの滑り止め・チューナー・シッカロールパウダー又はサラサラ制汗剤(どちらも二胡を持つ左手の滑りを良くする為)
○楽譜
○衣装・アクセサリー・靴
○お財布・Pasmo
○携帯・充電器・イヤホン(二胡のチューナー・模範演奏が入っている)

最低限、以上のものがあれば会場に行くことができて演奏が出来る。

以前ソロ発表会で、次の演奏の方と衣装が被ってしまい(赤いワンピース)急遽着て来た黒いスパンコールが少し付いた上着とGパンで演奏したことがあった。黒なら色が被ってもそう可笑しくはないが、Aラインの赤いワンピースが続くって想像しただけでもげんなりしてしまう。そして、凄くスタイルの良い美女が私と同じ衣装だったら・・・。当然私は何の躊躇も無く替える。実際その通りの事が起こったのだ。

何が起こるか分からない。

衣装かぶりは滅多にないけれど、その時の為に、きらきら光るアクセサリーを多めに準備して、着ていた洋服が衣装になる事を想定しておく事もしている。

何が起こるか分からない事の一つに、当日二胡弦が外れるとか切れることもある。実際同じクラスの二胡仲間が、リハの直前に二胡弦が外れた事があった。その方は咄嗟のアクシデントにも関わらず、落ち着いて弦をセットし直して無事リハに臨めたが、私だったらパニックに陥り、到底落ち着いて弦を張り替えることなど出来ないだろう。「流石○○さん」と羨望の眼差しを送った事を思い出す。

別の発表会では、二胡の底に貼っておいた滑り止めシートが剥がれて無くなっていた事を、本番直前に気づき困っていた方がいた。幸い先生が替えの滑り止めシートを持っていて、その方は急遽膝に置きながら演奏した。しかもその演奏は素晴らしいものだった。この方もアクシデントにあたふたすることなく冷静だった。

替えの弦や替えの滑り止めシートが、もしもの時のお守りの様に二胡ケースに収めてある。落ち着いて対処された、お二人の二胡弾きさんを忘れない為にも入れてある。

男の人なら、最低二胡と財布さえあれば演奏会に出られる。
わが夫は、次に生まれ変わっても男が良いと言う。何故なら女だと毎日のように化粧をしたり、着るものを考えたり大変そうだからだとか。

確かに色々女は大変だ。でもそれが、楽しみの一つになっている事を男は知らないかもしれない。化粧をすることで気持ちが整うとか、お洒落をする時の気持ちの高揚など。男には理解できない事かもしれない。高価な宝石でなくても、特別な日を彩る☆彡きらきらと光るアクセサリーを付ければ気分はレディーになり、日頃のくたびれたおばさんから変身できる。(・・・と、本人は思い込む。この場合、『思いこむ』事がとっても大事。)

発表会が近づくと何を着ようか嬉しい悩みも出てくる。曲の雰囲気に合わせた服・演奏しやすい服・スカートならすその長さ(以前演奏者が膝上丈スカートで演奏中、膝が開いてしまい観客前列のお客様が目のやり場に困ったと言う話を聞いた。China服あるあるでは、スリットが長く入りすぎていて、椅子に座った時太ももが露わになって、大サービス大会になってしまった話も聞いたことがある。)

巻物(スカーフ等)も気をつけなければいけない事の一つだ。丈の長いスカーフをふわりと首に掛け登場した生徒さん。案の定、弓にスカーフが絡まり演奏が出来ない最悪の状態に。観客も此処かしこで「あ~可哀想に」とため息をつくなんてことがあった。

大丈夫だろうと思っていても、何があるか分からない。

長いネックレス・重いイヤリング・大ぶりな袖・長すぎるドレス(入退場の時、裾を自分で踏み転びそうになった経験がある。)高過ぎるかかとの靴(楽屋から舞台に行く廊下でグギッと足首をひねった事があったT-T)こう並べてみると、結構私も危ない橋を渡っていたなと思う(^_^;)

いずれにせよ、女は大変と言えば大変だ。男だったら衣装にそう凝る事はないはず。気を付けることと言ったら、発表会当日の舞台の手伝いで、椅子の運び出しや重たい荷物等の移動でギックリ腰にならないようにするぐらいかもしれない。(㊟これはこれで結構重大な気を付ける事だと思います。)もしかしたら女にはわからない、気をつけなければいけない事があるかもしれないけれど(^^;)・・・。 

想定外の事が起こったら起こったで、なる様になると言う事だけは書いておこう。実際なるようになるものなのだ。先回りして心配しても仕様が無いこともある。でも、少しでも回避出来るものは回避して置くことは重要だ。


先に上げた物の他に

○化粧品
○ハンカチ・テッシュ
○静電気防止スプレー(これは必需品。静電気によって、スカートが足に纏わりつき歩きにくくなるのを回避する為。)

1日だけの発表会でも結構な大荷物になる。


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6時30分。
二胡を持って衣装を持って、その他数々の物が入ったかばんを持ってリビングを出た。

出掛けに寝室を覗いたら、寝息を立ててぐっすり眠っている夫がいた。

「やれやれ」

前日から、私の睡眠の邪魔をした夫の顔を見て、「体調も崩さず平和な顔をして、おとなしく寝ていてくれるだけでも有り難いと思おう」と自分に言い聞かせ、菩薩の心になって寝室の襖を閉めた。

玄関を開けた。


まだ夜が明けたばかりの外の空気は、清々しい匂いがした。



駅へ行く道すがら色々な事を思い出していた。
発表会曲を練習した1年半の間の事。

なかでも親友の突然の死は、今でも心癒えることなく悲しみが続いている。毎年毎年、発表会前に演奏曲を聴いてくれた。時には演奏会の時に上がらないようにと、人を集めて人前で弾く練習もさせてくれた。椅子の位置は?マイクの位置は?伴奏の音量は?まるでマネージャーの様な気遣いを見せてくれた。今年の演奏会曲をどこかで聞いてくれているだろうか?


どうか今日の私を見守って欲しいと、曙色の東の空を見ながら願った。

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会場係の私は、少しだけ他の生徒さんより集合時間が早かった。

多少の交通機関のアクシデントがあっても大丈夫なように、早めの電車に乗った。

田園都市線は日曜日の早朝でも結構人が乗っていた。座る座席がない程。
仕方が無く私は、演奏の時に沢山動かす右手の指にに負担がかからぬ様、荷物を右肩にかけ右手で吊り輪を掴んだ。

いつも発表会当日思うこと。それは風邪も引かず、怪我も無く無事にこの日を迎えられた事に対する感謝だった。
そして、もう一つ思う事。それは長い1日の演奏会が無事終わり、皆と祝杯の乾杯をあげグビグビと美味しいビールを飲む事を想像する事。

シュミレーションはとても大事な事なのだ。

渋谷で乗り換え、山手線に乗り換える。

運よく座れた。

演奏する「葡萄熟了」の模範演奏を携帯で聴きながら目を閉じた。

渋谷から大塚までの18分間を座れる喜び、そして安堵。

私はいつの間にか睡魔に襲われ、ウトウトとした。

眠れる幸せを18分間味わうのだ。

「体力温存・体力温存」心でそう唱え乍ら・・・。

「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?」

その時突然、聞いたこともないリズムのへんてこな音が聞こえてきた。

イヤホンをして音楽を聴いている私にもはっきり聞こえるへんてこな音。


誰?何?と思ったが、すぐ止まると考えその音を無視する様に目を瞑ったままでいた。

「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?」


繰り返される大音量のへんてこなリズム。

睡魔を妨げられた怒りが沸々と湧き起こり、目を開けた。


音の主は、真正面に座っている赤黒のチェックの上着を着た男。首をうなだれ爆睡している模様。日本人ではなかった。

大音量のへんてこな音は、この男の着信音だった。

車内に響く大音量。周りの人々は皆迷惑がっていた。

「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?」

着信音は途切れることなく繰り返し鳴る。それでも男は起きなかった。

あまりの迷惑音に、男の隣に座ってたメキシコ人(着信音の主とは関係ない他人)みたいな人が、男の腕を遠慮がちに何か言いながらトントンと軽く叩いた。多分「ちょっとちょっと携帯鳴っていますよ」と言っていたのだろう。(想像)

「そんなに遠慮がちに叩いたって起きるわけないじゃない」そう思った私の思った通り、着信音の主は微動だにしなかった。

「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?」


ずっとずっと続くへんてこなリズム音。

隣のメキシコ人(みたいな人)は迷惑な顔をしながらも、それ以上爆睡男を起こすことはなかった。あきらめの早い男だった。_| ̄|○

私の頭の中は、今日演奏する葡萄熟了ではなく「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3」で一杯になった。このへんてこなリズム音に支配されてしまった。

もう葡萄熟了を思い出せない。(;゚Д゚)

以前舞台そでで出番を待って居る時、前の演奏者の曲が頭に残り自分の演奏に集中出来ない時があった。こと音楽に関しては繊細な所がある。(他は鈍感だけれど・・・)

一旦やんですぐ鳴る底なし沼の着信音。

「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
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「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
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adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?」

私はうなだれながら爆睡している男を睨んだ。

こうなったら念力で起こしてやる。

「起きるのよーっ」
出来る限りの力を振り絞って男を睨みながら念を送った。


「・・・・・」


私の念力など、爆睡男の前では非力だった。虚しく敗北感を味わう私。
念を送っている間も、悪魔の呪文の様なへんてこなリズムの音は鳴り響く。一旦止まっても又・・・

「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
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「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz2

大音量で鳴り響く。


疲労困憊した私の耳に、追い打ちをかける様な悲しいアナウンスが聞こえた。


駒込〜田端間の線路内に人が立入りました。その為暫く停車致します」


悲しすぎるお知らせ。

集合の時間に間に合うかどうかの不安の前に、へんてこなリズムの音を、一体いつまで聞かされなければいけないのかと言う怒りが溢れた。

「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
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「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
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駒込〜田端間の線路内に人が立入りました。その為暫く停車致します」



繰り返される、へんてこなリズムの音と悲しいアナウンス。



1年に1度しかない発表会。大事な大事な日。

うんざりする状況に、爆睡男みたいにうなだれた。

このまま動かなかったらどうなるのだろう。

停車した場所は高田馬場。目的の大塚駅まで3駅。

もし停車したままだったら、ここで降りて歩いて行くべきか?それともタクシーを拾うか?


「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
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「adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?
adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz23・pmらmgr;lmbfd⑧;==mf3?adfbpojレ・Ⓜ。===xz2」

思い悩む私をへんてこなリズムの音が追いかける。


「助けて=っ」




続く





※結局会場まで未だ着かず・・・。はぁ~































































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by komaoyo | 2017-12-01 20:08 | 二胡 | Comments(0)

2017年 二胡発表会②


大切な1日の始まりを、全くそぐわない形で否応なく起こされてしまった私が、まず最初にやった事は、5時半にSETした目覚まし時計のリセットボタンを押す事だった。

「ちょっとちょっと!5時半だって早いと思っていたのに、4時半起きって、あ~~~~~ありえない」強制的に意にそぐわない事をさせられるって、物凄く頭に来ることだ。ましてやそれが大事な1日の始まりなら余計にそう思う。

この大切な日は、私にとっては大切な日だけれど、夫にとっては何でもないただの休日だ。そうは思っても、1年半1つの曲をずーと練習しているのは知っているはずだ。前日のドギマギして落ち着かない様子も知っている。ならば何故・・・。「目覚まし時計の頭を叩いて変な時間に時間を確認しないでね」と釘を刺しておいたのに何故・・・何故何故。

何を言っても後の祭り。思えば30年間ずっと、大事な時に限って「おやおや」という事を夫はやってくれた。書きだしたら、平凡社の世界百科事典くらい膨大な量をが書ける自信がある。あんなこともあった、こんなこともしでかした。

3歳の長男の初めての運動会。1歳の次男が熱を出し周りに預ける人もいなかった為、替わりに長男の運動会に出るか、次男を家で見て欲しいと頼んだら、どうしても大事な用があると言って出かけてしまった。 病む終えず熱冷まシートを次男のおでこに貼り、おんぶをしながら長男の運動会に出かけた。1日中次男をおんぶしながら、情けない気持ちで初めての運動会で不安な長男を見守っていた事がある。

夫の大事な用とは、横須賀の米軍基地に入港したインディペンデンスを見学する用だったのだ。後で運動会当日の日付が入った軍艦の写真がわんさか出てきて発覚した。我が家でBest5に入る超ひんしゅくな出来事だった。そしてある時は・・・あっ 💦


話を戻そう。



もう2度寝は出来ない状況の私。残された選択肢は起きることだけだった。

洗面所に行き、小窓のレバーを右に回しジャロジーガラスを開けた。冷気が顔にさぁーと当たる。
外はまだ朝ではなく夜のままだった。

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早々過ぎる位早々に身支度を済ませ、携帯に取り込んである今日発表会で演奏する「葡萄熟了」を聴いた。

葡萄熟了は、ウイグル自治区の都市トルファンの人々が、葡萄の豊作を歌や踊りで祝う光景を生き生きと表現した曲。作曲家の周維(1961年~)が、1982年に新疆ウイグル族の音楽を元に作曲した。楽・歌・舞の3部構成で出来ている。

https://youtu.be/OV5P77CDhQc

軽快な2拍子。聴いているこちらまで肩を上げ下げして踊り出したい気持ちになる。とてもウキウキする曲なのだ。

1年半余り、甘建民先生にこの曲だけを教えて頂いた。

中国楽器の二胡を習っているのに、習い始めた時(甘二胡学院の前に別のお教室に通っていた)から10年以上、中国曲は何曲か習っていたが、中国曲イコール難解・・・イコール苦手意識があり、積極的に練習してこなかった。寧ろ中国曲が課題の時は、レッスンを真面目に受けていなかった・・・休んだり・・休んだりしていた(-"-;A ...アセアセ。

それが、他教室の生徒さん方との交流で(月に1度集まり1、2曲を演奏しあう)中国曲の奥深さ・面白さに開眼してしまい、中国曲を本格的にやってみたいと思うようになったのだ。そこに集まった二胡友さん達が演奏する曲は、どれも新鮮だった。私も弾いてみたいと思わずにはいられなかった。

いつしか、王道の中国曲も弾けて、jazz・tango等ポピュラーな曲も弾く事が出来る人になりたい、と思うようになっていた。

”二兎追うものは一兎も得ず"の不安もあったが、二胡の魅力が一杯詰まった中国曲を弾かずにはいられなくなっていた。

ダブルスクールを1年続けていたが、夫の定年と共にそんな贅沢な事は続けられなくなり、グループレッスンである前の教室を休学と言う形で辞めた。(友人から「続けたいなら働けばいいじゃない」と言うごもっともなご意見を頂戴した。が、グループレッスンにも限界を感じていたから、このまま個人レッスンだけで行こうと思う。3年前に仕事を辞め、自由気ままな時間を謳歌させてもらっている現状を変えたくないのが本音だけれど。※夫よすまん。こんな嫁で。二胡に韓国語と充実した毎日をあなたのお陰で過ごせています。心の中では夫でなくパトロンとして存在を認識。(^^;)

来る日も来る日も練習した「葡萄熟了」。印刷して持っていた楽譜は多くの書き込みがしてある1代目。持ち運びなどでぼろぼろになり新たに印刷した2代目。その楽譜も破れたりして結局3代目の楽譜を印刷する事になった。3枚目には書き込みはほぼしていない。注意事項が全てクリアされた訳ではないが、大体は覚えてしまったから。それと、一々書くことを先生は良しとしない気がしたからだ。※「そんな事は一々書かなくていい」と言われた記憶がある。記憶違いかな?

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楽譜がぼろぼろになるほど沢山練習した曲は、今までなかったかもしれない。飽きることなく出来たのは、(正直何度か新しい曲を習いたい時もあった)先生のご指導も勿論だけれど、やってもやっても出来ない歯がゆさと、習っても習っても新しい問題点が出てきて、新鮮な気持ちを持ち続けることが出来たからかもしれない。結局は、全然習得できるレベルに到達していない、良く言えば伸びしろたっぷりだから飽きなかったのかもしれない。

1曲を仕上げるのに、他の人はどの位の時間を費やしているのだろう。

葡萄熟了を2、3度聴き終わっても、まだ当然夜は明けていなかった。

折しわが出来るといけないからと、ハンガーにかけておいた衣装を丁寧に折り畳みカバンに仕舞う。他の持参するものは既にカバンの中。
後する事といったら朝ごはんを食べることしか残っていなかった。夜明け前に食欲なんて、いくら私でもあるわけが無い。何をしよう。洗濯だってこんな夜中にやれば近所迷惑だし、掃除機掛けなんて愚の骨頂。「あっそうだ!包丁研ぎしたかったんだ!」そう思ったとたん、いやいやいや、これだけはやってはだめ、と思い直した。

発表会2週前頃から台所仕事、特に包丁の取り扱いに気を遣う。指を怪我をしたら元も子もないからだ。大量のみじん切りをする餃子作りも、千切りばかりを必要とする春巻きなどもっての外。少し触れただけでもスパッと切れる包丁は、この時期は少し切れ味が悪くなる。(研がずに土物の器の底で簡単に研ぐだけだから)
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演奏家は、普段包丁を使っているのだろうか?指を怪我しない様にどうやって注意をしているのだろうか?1年に1度の発表会でさえ気を遣うのだから、プロの演奏家は大変だと思う。

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何をして出発までの時間をつぶそうかと考えてみる。

練習しておこうか・・・。


二胡をケースから出し、消音機を駒に挟みほんの少し音を出してみた。

D-A-D-A-調律して・・・葡萄熟了の伴奏をイヤホンで聴く。情緒溢れる揚琴の音色・・・弾むリズム。

??????

とたんに最初の音をどこから始めるのか分からなくなった。

「え?え?えええええええっ=====っ今更ーーーーっ」

心臓がとたんにバクバクした。

「ええええ・・と。落ち着いて落ち着いて・・・。あはっそうだ!!外弦の開放弦からだったぁ」

「良かった本番じゃなくて」

「最初の音を思い出して良かったぁ~」

・・って、だめでしょう。1年半も練習したのに最初の1音が分からなくなるなんて。

でもこれは二胡を弾く人なら、良くある”あるある"じゃないかしら。(流石に一音目を忘れる事は無いと思う(^^;)) 
演奏会の前の記憶喪失。💦今まで間違えたことが無い場所を間違えたり、どの指から弾くのかしら??とか、練習すればするほど焦り下手になるとか。

直前に練習するのはよそう。不安を増大させるだけだ。そう思い二胡をケースに戻しチャックを閉めた。

外はまだ夜明け前。

一体いつになったら夜は明けるのだ。


続く


※さあ次回こそは、発表会場に着く所までは書きたい。「いやぁんだめだろ!!それっ」と思う事が数々起こります。(㊟夫は原因ではありません(^^;))



























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by komaoyo | 2017-11-30 22:23 | 二胡 | Comments(0)

2017年 二胡発表会①  

発表会前日、翌日5時半に起きるため21時30分に布団に入った。静かな音楽を聴きウトウトしたところ、襖が「がーっ」と開いて夫が寝室に入って来た。

21時台に就寝することなんて普段ないのに。

私「なによぉもう寝るの?」睡魔を中断させられ小さな怒りがこみ上げる私。

夫「なんだかパソコンで麻雀していたら、眠くなっちゃって」

悪気なくあっさり言い、さっさっと布団に入る夫。

私「ウトウトしてたのに起きちゃたじゃないのぉ。今まで22時前になんて寝ないのにぃ何よ何よ!!今日に限って」明日Bestな状態にいられるように、逆算して布団に入ったことが水の泡。
私「明日発表会があるんだよ。朝早いんだよ。17時半に起きる為に早く寝ようと思っているのに・・なんで邪魔するのよ」
怒りが増大中の私をよそに、布団に入った夫は即、寝息を立てていた。

早い。早すぎる。(;゚Д゚)

寝つきの良い夫よ。強力ないびきをかいて私の睡眠を妨げないで!!

私の心配はほとんど的中する。
案の定夫は気持ちよさそうに、いびきを掻いて就寝中。
 
空虚感が私の周りを漂う。

以前住んでいた家は広くて寝室も別だった。なので睡眠を妨げられることは無かった。船上生活のような今の狭い家では、寝室を分けられない。

早く寝たもん勝ち。100戦100勝 夫の勝率は凄い。(◎_◎;)

暗澹たる思いで台所に行き水を一杯飲み、ため息をついた。

世の中ままならない事ばかり。特に私の場合、夫によるままならない場合が多い。

神さまが試しているとしか思えない時がある。(◎_◎;)

どうにか七転八倒して寝た私に、神は次の試練を与えた。

『4時25分です』

声の主は夫のしゃべる目覚まし時計。

眠りの浅い私は飛び起きた。

私「なんでこんな時間に時計を押すのよぉ」
5時間くらいしか寝てない私は、いきなり怒り心頭モードに入る。

夫「何時かな?と思って押しちゃった」寝ぼけたような声で夫が言う。

夫の目覚まし時計は時計の頭を押すと、その時の時間を大声で知らせてくれる。暗闇でも時間が判る余計な機能付きなのだ。

私「あなた、今日は何の予定も無く早く起きる必要なんかないじゃない。どうしてこんなに早く時間を確かめるのよ。いい加減してよ」


スースー

隣の布団で軽い寝息を早くも立てる夫。



暖簾に腕押し・糠に釘・馬の耳に念仏



数々の邪魔を悪気なくやってのける夫。あんたは大した男だよ(ちびまる子ちゃん風に)

漆黒の闇にポンと放り出された私は、ため息と共に長ーい1日の始まりを迎えたのだった。


続く※またまた始まるシリーズもの 数々のドラマがあった発表会とその前後も含めたお話を書きます。エリスマン邸殺人事件も香港コンクールのシリーズも中途半端に終わっているのに。あはははっいい加減。せめて今回はちゃんと最後まで書きます。





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by komaoyo | 2017-11-28 21:15 | 二胡 | Comments(0)

遂に解禁!!SONODAKE LIVE

遂に今日解禁です。

まだ誰も足を踏み入れていない禁断のLIVEへ、是非お越しください。

私、クラースネ・シャーコチカも出演致します。

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by komaoyo | 2017-02-10 19:11 | 二胡 | Comments(0)

香港旅⑮ 心弦<香港国際音楽節2016> じぇいそんレポート

3日目


5時半のモーニングコールと共に起きた僕。元ベテランCAのお姉さんも起きて、電話を取っていた。
いく姉さんはベットにいなかった。何処に行ったんだろう。バスルームかな?

5分位したら、部屋の入り口のドアがそーと開いた。


<いく姉さんの回顧録>

すぐに開いたんですドア。真夜中開かなかったドアが・・・。神さまのいじわるぅと思いましたね。真夜中に開いていれば、ベットで眠ることが出来たのに。・・・はいはい自業自得です。カードキーを差し込んで、ドアノブを開けるタイミングが悪かったんだと思います。(-"-; 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



入って来たのはいく姉さん。コンクール結果を見てきたのかな?

何だか疲れているようだった。ちゃんと寝たのかな?

「おはようございます。優勝していました。凄いですよね!!いつも早く起こしてしまってすみません。あれから直ぐに眠ること出来ましたか?本当に毎回起こしてしまって・・・。すみません。バスルーム先に入っていいですか?」早口でそう言い、了解を得ると、バスルームに入ってしまった。

シャワーの音が聞こえた。

ドライヤーの音。

短時間の間に髪まで洗っていたみたいだった。


バスルームから出て来たいく姉さんは、「私、今日は朝食を食べないで、ちょっと休んでいます」と言って、ベットに入って行った。

元ベテランCAのお姉さんは「えっ?朝食はちゃんと食べなければだめよ。今日も1日長いんだから。少しでも何か食べなければ」と、いく姉さんを気遣って何度も言っていた。

それでもいく姉さんは、酷く疲れていたようで「少しだけでも目を閉じています。すみません」と言って目を閉じてしまった。

あんなに朝食バイキングを楽しみにしていたのに、それを食べないなんて・・・いく姉さんの辞書に「朝ごはんを食べない」なんて言葉があったんだ。

お供の僕も、当然朝食バイキングの場所に行かずに、テレビ台の横でおとなしくしていた。


少しして、元ベテランCAのお姉さんは、一人で朝食を食べに行った。

いく姉さんは、ずっと目を閉じていた。寝ているのか寝ていないのか、全く動かなかった。



<いく姉さんの回顧録>

あの時フカフカのベットの場所で、いつまでも前日「20th」を皆で演奏した直後の幸福感と真夜中に見た、Congratulation優勝の文字を見た時の感激を抱いたまま、ずーとこのまま此処にいたいと思いました。。

目を閉じ乍ら、眠たすぎて眠れない辛さと戦っていたのも事実です。魅力的な朝バイキングを逃してまでも眠りたかったのです。なんとしてでも。






暫くして、元ベテランCAのお姉さんが部屋に戻って来た。
丁度起き上がろうとしてたいく姉さんを見て「少しは眠れました?」と優しく声をかけていた。

「あーこのままずーと、このベットから離れたくないです。ここでまどろんでいたいです。今日は私、ずーとここにいようかなぁ~」冗談とも本気ともつかない事をいく姉さんは言った。


「何を言っているの?コンクールに出る事が今回の目的なんだから。だめですよ。そんなこと言っていては。はいこれ」元ベテランCAのお姉さんはそう言って、いく姉さんに白い包み紙を渡した。

「あっこれ、マフィン」包みを広げ乍ら、いく姉さんは言った。

その包み紙の中には、プレーンマフィンとチョコレートマフィンが甘い香りを漂わせて仲良く並んでいた。

「少しでも食べなければ駄目ですよ」優しく、しかしきっぱりと元ベテランCAのお姉さんは言った。

「わーっわーっありがとう。すみません」ベットの上に座り、頭を下げるいく姉さん。


流石、元CAさんだ。気配りが行き届いている。

この事は、今回の旅で何度も感じたことだった。気配りが身についているといって良いだろう。さりげない気配りが出来る人なんだ。

ここだけの話だが、元ベテランCAのお姉さんといく姉さんとでは、大分違うと思ったよ。いく姉さんはよく言うと、自由奔放だ。直感型だ。先を見越せない甘さがある。悪気はないんだが、周りに迷惑がかかることも深く考えていないところがあるね。そして落ち着かない人。思い立ったら行動しちゃうタイプ。

あはっ いく姉さんを分析するレポートじゃなかったね。これは香港旅香港コンクールのレポートだった。U(・・;)>先を続けよう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ロビーに降りて行くと、優勝をたたえ合う心弦の仲間が大勢いた。・・・こう書きたかったけれど、皆朝食ビュッフェのレストランで既に優勝を分かち合っていたみたいで、熱気あふれる喜びの空気よりは幾分覚めていた様だった。



<いく姉さんの回顧録>

ロビーにいる仲間に真夜中の出来事を一通り話したら「夢見ていたんじゃない?」と一笑されちゃいました。そうですよね、出来過ぎた話だと思います。ジブリの曲で優勝した事を知り、その時ジブリがBGMで流れた話なんて・・・タイミング良過ぎるもの。でもでも本当なのになぁ~誰も周りにいなかったことが悔やまれます。



バスが到着して皆乗り込み、グランプリを目指したコンクール会場に向かった。


いく姉さんはバスの中で、横に座ったかなやんにこんな事を言っていたよ。

「私ほとんど寝ていなかったけれど大丈夫。今日のコンクール会場は、今までと違うちゃんとしたホールだから、ふかふかした椅子に座れるよね。演奏し終わって表彰式もあると言うから、その間照明の落ちた客席で仮眠を取るわ。何だか楽しみ!!」まるで今日の目的が、薄暗い客席でフカフカ椅子に座り仮眠を取る事のように言っているいく姉さん。

バスは目的地目指してどんどん進む。

いく姉さんは車窓を見ながら、薄暗い客席でフカフカ椅子に座り仮眠を取る自分を想像して薄笑いを浮かべていた。

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いく姉さんは、極度の方向音痴だ。


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しかし、そんないく姉さんも次第に自分の誤算に気が付く時が来る。


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見慣れた建物。

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見慣れた旗。

そして・・・。


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見慣れた椅子に再び座る事に気づく時が・・・。






to be continued













*
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by komaoyo | 2016-10-19 05:39 | 二胡 | Comments(0)

香港旅⑭ 心弦<香港国際音楽節2016> じぇいそんレポート

僕はぐっすり眠っている。いく姉さんがエレベーターホールで長い夜を過ごしていることなど知らないで。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




空気清浄機の音だけが、その存在を誇示するかのようにシューと音を立てている。


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その音を聞きながら、途方に暮れるとはこういうことなんだなぁとしみじみ思った。

後悔先に立たずとはよく言ったものだ。

コンクールの結果を早く知りたくて、真夜中に見に行っちゃったことは後悔していなかった。だって早く知りたかったんだもの。でもそのことで、同室の人を起こしてしまったことは後悔していた。

そしてその結果、部屋に入れず(再び起こしてしまう事を恐れて)、エレベーターホールの上品な小さな椅子に座って、いつ来るとも知れない朝を待ち続けることになるなんて・・・自業自得を絵に描いたようなこの状況を笑うしかない。

でも、こうして座れる場所を確保出来たんだもの、神に感謝だわ。


私はツイている。


前向きな性格は私の強みだ。

さて、何をしてこれからの時間を過ごそう。

そうだ、優勝の喜びと感謝のメールを一番に伝えたい人に送ろう。



To 巫謝慧先生

Sb感謝致します。


ウェイウェイ先生
おはようございます。

今「congratulation心弦優勝」の文字を見て来ました。

やったーぁ万歳!と思ったと同時に感謝の気持ちが湧きおこりました。本当に本当にありがとうございました。

私は・・



(ノ)゚Д゚(ヾ)あっ



ここまで書いて、またしても大きな自業自得の文字が私の頭を一撃した。


電波が届かない。


そうだ(;゚Д゚)持参したガラパゴス携帯は、カメラ機能だけ使うつもりで持って来たもの。香港で通信に使えるようにはしていなかったのだ。


あーーあ送信出来ないんだった。


富士山麓の樹海で遭難した気分になった。




ならば今起こっていることを日記代わりに書くことにしよう。(すぐ前向きになれるのは、香港来て培った臨機応変力の賜物だ。)


5時半のモーニングコールを待たずに2時半に起きてしまった。結果が気になったが、流石に真夜中に見に行くわけには行かないとベットの中で・・・




(ノ)゚Д゚(ヾ)あっ



ここまで書いて目に入ったのは、バッテリー残量あと1目盛りの表示。



なんで今・・・今なんだよぉー



大切な携帯のバッテリーを無駄に減らすわけにはいかない。



この携帯が使えなければ時間を知ることも出来なくなる。モーニングコールが鳴る5時半を確認できなくなるのだ。それはまずい。大変まずい。Maxまずい。


私は急いで携帯の電源を切った。

※以降掲載写真は電源を切る前に撮った写真です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


携帯の電源を切った途端、物凄い孤独感が私を襲った。


心細くなって、目の前の湾曲した窓ガラスの向こうに見える、冷たい暗闇に吸い込まれてしまう気がした。


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641号室のカードキーを左手に持って深くため息をつく。
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暫しじっと目を瞑る。


数分も経たないうちに目を開ける。

誰か私を見ている・・・。そんな気がして、湾曲している目の前の窓ガラスを見る。

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廊下を白いシャツを着た人が、さーっと横切る姿が映ったような気がした。

素早く後ろを見る。



誰もいない。



絶対気のせいだと思うことにして又目を閉じた。


目を瞑りながら

こんな真夜中にこんな所にいる私の方が吃驚な存在かも。-(  ̄ー ̄)あはははっ

こんな真夜中に不運にも私を見た人は、 ニューワールド ミレニアム(宿泊しているホテルの名前)のゴーストと勘違いして怯えて逃げる・・・なぁんて。


(・_・)パチリ

ああこんな妄想をこんな所でこんな時間にしているなんて、何をしているんだーっ私。




もう眠るのは止めよう。



そうだ!!妄想するなら、コンクールの曲を本番で演奏することを妄想しよう。


ここはコンクール会場。少し緊張しながらも舞台に出て行く私たち。目の前にはずらりと審査の先生方が並ぶ。


静かに森丘さんのピアノの音が鳴り始める。ジブリの「君をのせて」を心を通わせながら奏でる。



曲が終わると同時に、今度は森丘さんの手拍子と共に次の曲「アストゥリアス」が始まる。

16分音符の連続、正確に粒を揃えアクセントを付けメリハリの効いた演奏を心掛ける。1小節1小節をただ繋げるだけではなく、大きな流れを考えて演奏する。



真夜中にエレべーターホールで、コンクール曲をガンガン演奏する女、しかも妄想で。
 


「ジブリ君をのせて~アストゥリアス」の次は「20th」。


妄想といえども、心を込めて演奏するので、エネルギー消費量が半端ない。歌が入るこの曲では、腹式呼吸になるので、余計にエネルギーを使うのだ。




何度も妄想演奏するうちに、次第に意識が薄れ私は眠ってしまったようだった。






はっと気づいた時、窓の外は漆黒の闇がすっかり薄らいで待望の朝が訪れていた。

急いで携帯の電源をオンにして時間を確認する。


5時35分

やっと
やっと
やっと朝が来た!!しかも待望の5時半も一緒に来ていた!!

\(^o^)/万歳

私は上品な小さい椅子を、よいしょと掛け声をかけ乍ら元に戻し、早足で641号室に戻って行った。







To be continued





*





さあ、最も長い1日の幕開けだよ!アメージングな香港旅3日目始まり始まりーぃ。まだ3日目だったんだね。何だか1か月くらいたった気がするね。


因みにいく姉さんは大きな誤解をこの時していた。とっても大きな誤算と言っても良い。人生何処に落とし穴があるか分からない。いく姉さんの誤算は何だと思う?ヒントは椅子だ。(^_-)

椅子の誤算・・・益々分からないヒントだね。
次回レポートでその謎が明かされるよ。楽しみにね!







 




*
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by komaoyo | 2016-10-08 20:20 | 二胡 | Comments(0)

香港旅⑬ 心弦<香港国際音楽節2016> じぇいそんレポート

香港旅13回目も僕のレポートじゃないよ。いく姉さんに何が起こっていたか、僕はぐっすり寝ていたから知らない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


優勝だよ!!優勝したんだよ!!皆!!

ジブリの曲で優勝した事を知った時に、ロビーにジブリの曲が流れたんだよ。



こんなビックニュースを誰とも共有できないなんて・・・。手を取り合って喜ぶことも出来ないなんて・・・。一人で喜んで一人で泣いて一人で感動して一人で号泣して。

嬉しいんだか悲しいんだか、複雑な気持ちのままエレベーターで6階に上がり、自分の部屋のドアの前まで行った。


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641号室の前。

嬉しさ悲しさの入り混じった心を打ち消す現実が待っていた。



せっかちが災いして、隣のベットで眠っている同室の人を起こしてしまった罪を思い出したのだ。

 
ドアの前でしばし考える。


どうしょう。どうしよう。


彼女は今頃再び眠った頃だろう。


いくら耳栓をしていたって、人が出入りすれば絶対気づくはず。


私に3回目は無い。(しつこいようだけれど、1回目5時・・足が攣り大声を出し起こしてしまう。2回目3時30分・・コンクールの結果が早く知りたくてぬくっと起き、身支度中起こしてしまう。)


どうしよう。どうしよう。


真夜中にドアの前で悩む事10分位。


こんな事していても時間はどんどん過ぎて行く。

私だって人間だ、睡眠を取らなくちゃ。しかも今日はグランプリが決まる大事なコンクールもある。少しでも寝ておかないと指だって動かないし、頭だって働かない。

考えた末、部屋に入ることにした。



so-to so-toカードキーを差し込む。

「赤く点滅」

so-toドアノブを捻ってもドアは開かない。



so-to so-to向きを変えカードキーを差し込む。

「赤く点滅」

ふはははははっ ・・・笑いに力入らず。


もはやドアノブを捻ることもせず、私は後ろを向き部屋を後にした。




ドアをガチャガチャ動かして、彼女を起こしてしまう勇気は私にはなかった。





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長い廊下をトボトボ歩く。


あーあ 帰る場所も無く一体私は何処に行ったらいいのだろう。


自業自得


モーニングコールが5時30分だから、それまで時間をつぶせばいい。でも一体何処で?

外に出るわけにも行かない。

ニョキニョキ生えている大きな柱があるロビーの、フカフカソファーで仮眠するのも悪くないが、先程号泣した事をカウンターにいたホテルマンは知っていたかも知れない。ただでさえ恥ずかしいのに、部屋にも戻らずロビーのソファーで仮眠するなんて・・・ああ出来ない。


長い廊下の終点、6Fエレベーターの前に着いた。


はぁ
何をしているんだか。深いため息をつく。


この大きいホテルの中、起きているのは私とフロントにいるホテルマンだけかもしれない。あっ警備の人も起きているかも。 

もっもっ もしかして ホテル内をウロウロしている私を、要注意人物としてマークしているかも?

咄嗟に6階エレベーターホールの上の方を見て、防犯カメラの位置を確認した。


ただでさえ挙動不審な女は一層怪しさを増した。


本当にどうすべきか?



臨機応変力がこんな所で試されるとは・・・・。



はははっ 笑う力はとうに失せている。


コンクール結果を知りたい為に、丑の刻に起きたあの勢いはもう跡形も無くなりドッと疲れが出て来た。

暫くエレベーターの前で佇む。



ふと左を見たら、小さい上品な椅子が2脚並んでいた。



兎に角座ろう、座って落ち着いてこれからの身の振り方をゆっくり考えよう。
身の振り方って言ったって、たかが5時半までのことだ。わっははははっと空笑い。


小さい上品な椅子に座ってみる。


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何だかエレベーターを乗り降りする人を見張っているようだ。万が一こんな時間に人が通ったら、私を見た人も、私自身もぎょっとするだろう。

そう思って取り合えず 座る椅子を窓側に向けた。


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廊下側から椅子を遠目に見るとこんな感じ。

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向きを変えた椅子に座り直す。




携帯を見る。



急いで部屋を出た時、無意識に携帯を持って来て良かった。時間が判るし・・・。


(o・。・o)あっ!



これって・・・・。


私は自分の馬鹿さ加減をまたもや認識することになる。


携帯の中の時計は日本時間のままだった。


即ち、香港時間は日本時間より1時間前になる。


つまりつまり 私が起きた時見た携帯の時間は2時半、3時半じゃなくて2時半




嘘・・・・。



上品な小さな椅子からズルズルっと落ちそうになる。




・・・と言う事は・・今何時なんだ?


5時半まで刻一刻と時は進んでいるはずだったのに、一気に1時間逆戻りしてしまった。









to be continued






開けない夜は無いはずなのに、いく姉さんには朝は中々来ない。 By じぇいそん









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by komaoyo | 2016-10-05 21:19 | 二胡 | Comments(0)

香港旅⑫ 心弦<香港国際音楽節2016> じぇいそんレポート

3日目 丑の刻




これから起こるお話を僕は知らない。何故なら641号室でぐっすり眠っていたから。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



1時過ぎに眠ったのに・・・。
(゚_゚)パチッ  起きてしまった。


携帯を見たらまさかの3時半。
カーテンの隙間から青白い夜がこっちを見ている。


起きたらいけない、なんとしても眠らねば。 一生懸命頑張って目を閉じる。  

眠れない度マックス!!



もう出てるかな?コンクールの結果。  
もうホワイトボードに書いてあるかな?


気になる気になる気になる!

気になっても寝なきゃ
なんとしても寝ないと。

モーニングコールがある5時半までの2時間余り、ベットにしがみついていなければ・・・。


睡眠薬代わりに歌を聴く。















素敵な声・・・。







うーむ 余計眠れなくなった。



今起きれば、お隣に寝ている元ベテランCAのお姉さまを起こしてしまうやもしれない。

2日目・・・5時に足が攣って大声を上げ起こしてしまった。
3日目・・・3時半に起きてしまう。眠れずむくっと起きてしまい、同時に起こしてしまう・・・わけにはいかない。







じーとしている。







携帯で時刻を見ても5分と進んでいない。




目をつむる。




チャンミンの甘い歌声を又聴く。




(゚_゚)パチッ




結果が気になって眠れない。


こうなったらゆっくりそーと起きて、バスルームで着替えて見に行っちゃおう。イヤホンを耳から外し起き上がり、出来るだけso-to足を床につけた。

so-to so-to so-to ・・・・まずはクロゼットから洋服を取って so-to so-to  ギーっ クロゼットは扉を開けると明かりがつく。部屋に明かりが漏れないように扉を最小限に開け、そこから洋服を取り出す。 so-to so-to  無事 洋服取り出し完了 ギーッ 慎重に扉を閉める so-to so-to 次はバスルーム。

自分のベットの位置が、クロゼットとバスルームの近くで良かったぁーという喜びを噛みしめ、バスルームのドアをso-to開ける。

カ・・チャ 

僅かな隙間から滑り込み又so-toドアを閉める カ・・チャ


「ふふぁぁー」心臓に悪いわぁ


真夜中に、いくら結果が気になるからって、同室の人を起こしてしまう危険を冒してまで見に行くの?いいやいいや、気になる結果を思いながら、まんじりともしない夜を過ごすことなんて私には出来ない。

細心の注意を払って行動すれば絶対大丈夫。妙な自信がどこからか出てきて、私はすばやく身支度を整えバスルームのノブを握ってドアを開けようとふっと下を見た。

白いスリっパが見えた。

いや~んっ スリッパじゃん私
無意識に履いていたスリッパ。



靴を取り出す為にまた、クロゼットを開けなければいけない。クロゼットの中の明かりがなるべく漏れないように又慎重に開けなければならない。  開けなくちゃ靴を取り出せないもの。

バスルームのドアをso-to開けso-to閉め、抜き足差し足でクロゼットの前に行った。


息を殺してクロゼットの扉に手を掛けた時



「もう時間ですか?」と奥のベットから少しかすれた声が聞こえた。




w(*゚o゚*)w


 あー起こしちゃった・・・。


又起こしてしまった申し訳なさで一杯になった私は、クロゼットをばッと勢いよく開けて急いで靴を取り、その靴のかかとを思い切り踏みながら履き、ドア横に差し込んでおいたカードキーを手にすると

「ごめんなさい まだ寝ていてくださいね。 ちょっと行って来ます」小さい声でそう言い、慌てて前のめりに部屋を出た。




バタン

部屋のドアを閉める音がやけに大きく聞こえた。




ああ 昨日は5時。今日は3時台に起こしてしまった。本当にごめんなさい。心の底からドアに向かって誤った。

そして私は、ロビー目指して夜中にかかとを踏んだままのスリッパ状態の靴をはいて駆け出した。



6階のエレベーターの前。エレベーターは中々来ない。

やっと来たのは一番端のエレベーター。急いで乗り込む。


早く結果を知りたい。コンクール本番直前の演奏内容の変更。20thを演奏した時の幸福感。審査委員の反応。

昨日あったことがグルグル頭の中を駆け巡る。


香港のエレベータ速度は日本より早い気がする、なのにこの時のエレベーターは恐ろしく遅く感じられた。

 
Chi-n

エレベータのドアが開いたとたん飛び出した私。

「?」

目の前に広がる景色が違う。左手にはピアノ・・・。

ピアノなんてエレベーターの前に無かった。

「えーえーっどこに来ちゃったの?私」

慌てているから状況が余計飲み込めない。間違った階で降りちゃった?
後ろを振り向いたら、降りたエレベーターはもう閉まっていた。

狭い踊り場のような場所。そろそろとピアノの先に行ってみる。

左側に小さな階段があって、見慣れたロビーが下に見えた。

「なぁーんだ、ロビーに出られるのね」


ほっとして小さな階段を下りてロビーに行った。

丑の刻、ロビーには人っ子一人いない。

柱だけがニョキニョキと生えていた。


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不思議な空間。


フロントにはホテルマンが一人。


こんな時間にロビーを通り過ぎようとする人間に、ぎょっとしたかどうかは分からないが、コンクール結果を早く知りたい、せっかちな客としての認識はしたかもしれない。(実際そうだから(・・;))

小走りにロビーを走り抜け、先程とは別の小さい階段をトントントンと上がる。







薄暗い場所にぼんやりと白いホワイトボードが浮かんでいた。




そこには


 

結果が




出ていた。


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きらきら光る  Congratulationの文字



わっわっわっ優勝だ!!




誰もいないロビーに向かってガッツポーズを取る。


素早く口を抑える。「ヤッタァー」と叫びそうになったからだ。


涙がじわっと出てくる。

何度もCongratulationと書かれたホワイトボードを見る。






よく見ると「20th」での優勝ではなく、ジブリチームの優勝と書いてある。

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えっ?てっきり20thの優勝だと思ったので少し拍子抜けしてしまった。まだ20thの審査結果は出ていなかった。


結果なんて気にならないと思っていたのに、今はしっかり結果が気になる。
出来れば70名全員で演奏した20thでも優勝したい。



誰よりも早く結果を知っちゃったのに、喜びを共有出来ないもどかしさ・・・。いつまでホワイトボードの前にいたって誰も来ないだろう。多分皆ぐっすり寝ている。




誰も来ないよなぁ



淋しい気持ちを引きずり、ホワイトボードから離れようとした時、奇跡は起こった。












何処からともなく、ジブリの音楽が流れだしたのだ。




何?何?どうして?えーーーー?




ジブリチーム優勝と書いてあるホワイトボードの前で私は号泣してしまった。




ロビー一杯に流れるジブリの曲。



※この時「コクリコ坂から」が聞こえたと思ったけれど、後で魔女の宅急便だとわかった。




コンクールの結果を早く知りたいと、真夜中にホワイトボードを見に来たせっかちな客の為に、ホテルの方が流してくれた??わけないか・・・。だとすれば偶然???



こんな偶然が起こるなんて。



何の信仰心も持たない私でも、神さまの存在を感じずにはいられなかった。
神さまからのプレゼントをもらった気分だった。



そうだ神様からのサプライズなんだ!!



ひとしきり感激の涙を流し、涙をぬぐいながら誰もいないロビーを横切り、エレベーター近くまで歩いて行った。



私は後ろを振り向き、もう一度ロビーを見渡した。



相変わらず、にょきにょきと生えている大きな柱が見えた。











to be continued















天使と悪魔はいつも一緒にいる。天使の後ろで悪魔が微笑む時・・・・それはもうすぐ。




































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by komaoyo | 2016-10-04 23:19 | 二胡 | Comments(0)

香港旅⑪ 心弦<香港国際音楽節2016> じぇいそんレポート

♪それが香港 ここは香港
お思いどりに行かない香港

それが香港 ここは香港
いつかはわかるさ 香港

待てばいいさ それがいいさ
あとはお日様が知っている♬

<じゃいそん こころ歌より>

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


足早にホテルに向かった僕たち。時間は23時を過ぎていた。

入ってすぐのロビーには、横関先生始め数人が、結果なんて影も形も無いよというオーラーを出していた。

まだ何の連絡も無いと言う。

私たちはロビー奥に置かれたホワイトボードに、いつ書かれるか分からない結果を待つことになった。


其々の部屋に戻る。


いく姉さんはずうずうしくも、かなやんの部屋に預けた楽器を連絡もしないで取りに行った。
23時過ぎ311号室。ピンポンと鳴らすと後光が射したかなやんがドアを開けてくれた。

「ごめんね。こんな時間なのに二胡取りに来ちゃった。(^^;)ありがとう預かってくれて結果まだ出ていないんだって」立て続けに早口で言った。いく姉さんの辞書にはもはや<他人の迷惑>という文字は無いらしい。

優しいかなやんは迷惑な顔もせずに、いく姉さんに二胡を渡した。

僕は「もうもう本当に迷惑ばかりかけてごめんなさい u(・・;)u 」といく姉さんのかばんから少し顔を出しながら何度も謝った。

二胡を受け取ったいく姉さんと僕は、すぐ部屋に戻った。何しろ早くお風呂に入り明日の為に寝なければいけない。なんて言ったってモーニングコールは、5時半なのだから。

部屋にカードキーを差し込んだ。

「・・・」

もう一度カードキーを今度は反対方向にして差し込んだ。

「・・・」

確か僕たちが居ない間に修理しておいてくれたはず。なのに今度は赤く*点灯じゃなく*点滅している。
(◎_◎;) そしてドアは開かない。


どゆこと?



絶対絶対直しておいてと言ったはず。その時YESって言っていたもん。いく姉さんは、泣きそうな声で言った。

もーーーーっ」
時間は刻一刻と24時に近づいている。

「ちょっとぉー私早く寝ないといけないのにぃー・・・。何よもー、なんで二胡担いでまたロビーまで戻らなけりゃいけないのよぉー」半泣きになりながら6階からエレベーターで降り、ロビーに向かった。

「すみません。このカードキー又使えないんですけれど、さっき修理してくれたはずなのに・・・」とカウンターでいく姉さんは、大分ご立腹な様子で日本語だか英語だか分からないごちゃまぜの言葉で訴えていた。

そこに(多分2号車に乗っていた)添乗員さんが来てくれて、いく姉さんの話を聞いてホテルマンの方に英語で通訳してくれた。

ホテルの人は、また何やら機械にカードをかけてチェックしていた。

このカードは使えるのか、それとも使えるようにリセットしてくれたのかどちらかは分からないが、ホテルの人がカードを持ってカウンターから出て来た。そして一緒に部屋まで行って開けてくれるようだった。

いく姉さんはさっきまでのご立腹は何処えやら、ニコニコ顔で6階までのエレベーターに乗った。
何故なら、部屋まで一緒に来てくれたホテルマンは、イケメンの香港男子だったから。

<いく姉さんの回顧録>

もう心の底から英語を勉強しておけば良かったと思いました。本当に中学校から今まで学ぶチャンスはあったのに・・・。何をやっていたんだ私は。こんなチャンスがあったとわかっていたなら、夢中で学生時代勉強していたはず。もう悔しいです・・・本当に。

後悔先に立たずと言うけれど、あんなに _| ̄|○がっくり膝から崩れ落ちそうになった事無かったです。





いく姉さんは、イケメンの香港男子ホテルマンに部屋に行く間中、英語で色々話しかけられて(*^_^*)笑顔で何やら答えていたみたいだけれど、会話のキャッチボールとは程遠い感じがしたよ。楽器を指さされて質問されても上手く答えられてはいなかった。点数をつければ15点くらいかな?勿論100点満点でね。

そして部屋に着きイケメン香港男子ホテルマンがカードキーを差し込むと、ガチャリと難なく扉は開いた。

目出度し目出度し

と思い部屋に入ったら、足元にドライバーが1本落ちていた。


「?」


まるでコントのように無造作に床の上に置いてあるドライバーを、いく姉さんはひょいと取り、イケメン香港男子ホテルマンに渡した。

当然渡すだろう、いく姉さんのものじゃないのだから。

それがどうしたことか?イケメンさんは「あなたのものじゃないんですか?」と英語で言い、いく姉さんにドライバーを渡そうとした。いく姉さんは「No No 私のものじゃありませんから」と日本語で言って、両手を顔の前で横に振った。

「?」「?」

全くかみ合わない会話が、余計かみ合わずにおかしな雰囲気のまま、イケメン香港男子ホテルマンはドライバーを持って部屋から帰って行った。



取りあえず部屋の中に入れた。


僕は大きな長ーいテーブルの上に置かれた。あーやっとこれでゆっくり休める。まだ2日しか経っていないのに、なんだか何日も何週間も何か月も香港にいる錯覚に囚われていた。

「僕は先に寝るよ」そう言って、すぐに深い眠りについた。


この後すぐ、同室の元ベテランCAのお姉さんが戻る。その後シャワーを浴びてなんだかんだで1時過ぎにはいく姉さんたちは眠ったようだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



長い1日が終わり、クタクタのはずのいく姉さん。深い眠りについても4時間半後にはモーニングコールで起こされる運命。




自業自得


これから始まるお話は、眠らない街香港で起きた<本当の世にも奇妙なお話>。


自業自得



フラッシュバックのようにこの4文字がいく姉さんを襲う!!

自業自得


それは香港に来る前から始まっていた。



自業自得 自業自得 自業自得・・・・・・・・・・。



 

to be continued




               


アリエネ━━(ノ)゚Д゚(ヽ)━━ェェッ!!









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by komaoyo | 2016-09-25 23:21 | 二胡 | Comments(0)

香港旅⑩ 心弦<香港国際音楽節2016> じぇいそんレポート

まだまだ2日目

リュックと二胡を背負い、部屋の前でカードキーを入れたり出したりして怪しい女と化しているいく姉さん。

「もうこんな時に」少しイライラしながらいく姉さんは、今来た所をロビーまで戻った。

ホテルの受付に行き、カードキーが使えないことを伝えた。・・・中学生並みの英語で。

カードを受け取ったホテルウーマンは、そのカードを機械に何度か通し、隣にいた他のホテルマンに早口の英語で何か伝えていた。

たぶんこんな会話だったかも

Aウーマン[このカードキーが使えないんですって」
Bマン「それ壊れてないよ多分。カードの挿し方が悪いんだと思うよ」

Aウーマン「ええ 本当。使えるわ、このキー。エラーが出ていないから」カウンターに在る機械にカードを通しながら言う。
Bマン「ほらね」

Aウーマン「差し込むだけなのに何故出来ないのかしら。しょうがないわ、お客さんの部屋に行って部屋を開けてくるわ」


笑顔で静かに応対してくれているAウーマンは、「すみませんご迷惑お掛けしておりますお客様、システムエラーは出ていないので開くと思います。お部屋に一緒に伺いますね」と英語で言い(たぶん)いく姉さんを先導した。


部屋に着く迄Aウーマンは、一言二言何か英語で話しかけていた。
いく姉さんは、その度に何故か「「네(ネー)」(韓国語で「はい」の事)と答えていた。話の内容が全然分かっていないと僕は思ったよ。(^^;)

部屋に着くとAウーマンは、カードキーを差し込んだ。

赤いランプ点灯

次にカードの向きを変えてTry

赤いランプ点灯

いく姉さんは「ほら やっぱり開かないでしょ?私の使い方が悪いんじゃないわよね」と勝ち誇ったような笑顔を浮かべた。


Aウーマンは「すみませんお客様。すぐ部屋のドアに付いている機械を修理しますので、お待ちいただけますか?」と多分言っていたと思う。

いく姉さんは、「今から食事に行くから、その間に直しておいてください」と流暢に何故か韓国語で答えていた。

いく姉さんは、ずーと韓国語を習っている。日本語から韓国語に変換する癖がこんな時に出るなんて。習慣って恐ろしい。

日本語から英語に「変換」しようとすればする程、焦って韓国語が口から出る。

Aウーマンは、この人何人なんだろうと思っただろう。(-"-;A ...アセアセ

でも何とか日本語⇒韓国語⇒英語と恐ろしく複雑に変換させて、Aウーマンに直しておいてくれるようにお願いした。


リュックと二胡を背負い、いく姉さんはAウーマンを背にし脱兎のごとくエレベーターに向かった。

「早くロビーに行かなくちゃ 二胡を持って行くわけに行かないし どうしよう・・」
「そうだ!ご飯を食べに行かない、かなやんの部屋に置いてもらおう」


今回の旅で臨機応変を着実に学んでいるいく姉さん、流石年の功だ。


他人の部屋に、何のアポも無くずうずうしく押しかけるしかないけれど、(携帯を外国仕様にしていなかったので事前連絡出来ない)背に腹は代えられない。

かなやんの部屋番号はバッチリ覚えている。因みに自分の部屋の番号は、チェックアウト迄曖昧だった。641だか614だか・・・。(・・;)




かなやんの部屋番号は311

3月11日の衝撃的な数字並びと同じだった為、鮮明に覚えていたのだ。

ピンポン

ガチャリと部屋が開き、後光が射したかなやんが顔を見せた。

いく姉さんは早口で今までの経緯を言い、快く理解してくれたかなやんに二胡を預けた。

ひと騒動も一段落して、ほっとしながら皆の待つロビーに行った。

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相変わらずさっしーのご厚意に甘え、いく姉さんは地図を持たずに香港の街を歩いた。

時間も時間ということで、近くのファミリーレストランみたいな所に入った。

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香港時間22時12分
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ガチョウが吊るされている。

香港はローストグースとチャーシューがどーんとのったご飯、义燒燒鵝飯が有名だ。
ローストグースはお肉の部分がとってもジューシーなのに皮はパリパリ。一口噛むとジュワーと口の中に肉汁が溢れる。。。とガイドブックに書いてあった。

まずはプラスティクのコップに並々と注がれた熱湯が、もうもうと湯気を上げ乍ら運ばれた。

熱湯??

これってもしかしたら、フィンガーボールの替わり?

いやいや、どう見ても飲む用のコップだし

疑問で一杯の私たちをよそに、注文を取りに来たおばちゃんは急かすようにしていた。
私たちは、それぞれ大体同じものを頼んだ。

セットに付いてくる飲み物をゆず茶と頼んだいく姉さんの言葉が終わるか終わらないうちに、おばちゃんは全員ゆず茶ねと言いながら(たぶん)注文票に書いていた。

違う 違うからおばちゃん


さっさと片付けて帰りたいのが見え見えのおばちゃん。「それなら何故私たちを店に入れたの?」と言いたいけど言えないもどかしい空気の中、それぞれの飲みたいものを頼んで、食べ物が出てくるのを待った。

待っている間にもおばちゃん達は、ビチョビチョのモップで床を拭いたり、椅子をガタガタとさせて片づけたり忙しなく片付けモードに入っていた。日本じゃ絶対こんな事ないよなぁと思いながら、香港なら別に気にならない事が可笑しかったよ。

何でも柔軟に受け入れられる事って大切だね。

でもねでもねでもね

寛容さには限度もある。

注文した、义燒燒鵝飯。最初に来たのはオッチーの所だった。見るからに美味しそうなローストグースやチャーシュー、鶏も乗っている。付け合わせには油でいためた旬の野菜。たれも別皿でついている。同じものを頼んだので、自分の所にも当然それが来ると思った。当然


しかし香港は裏切らない。

いく姉さんのところには、見た目あまり変わらないけれど、なんか違うような义燒燒鵝飯が来た。最後にのむちゃんの所に来たものは、まるで別物。

写真を撮らなかったことが悔やまれるが、肉の切れ端が無造作に積まれていて、たれがバシャっと皿の上にぶちまけたみたいに乱暴にかかっていた。付け合わせの野菜なんて笑っちゃうくらい違うもののの上に、廃棄寸前みたいな葉っぱだった。

「違うわこれぇ」

のむちゃんは、さっきのジューススタンドでも頼みもしない飲み物が来たり、散々な目に合ったのに、又こんな事になるとは・・・。

多分最後に余った残りの端肉を集めて乗せたのは、明らかだった。

食べてみたら、固い・油っぽいのオンパレードで少しも美味しくなかったみたい。

いく姉さんの所に来た物も端肉ではないけれど、固い・油っぽくてほとんど残してしまっていた。

でも最初に来た正統派「义燒燒鵝飯」をおっちーは食べ乍ら、「美味しい美味しい」と言っていた。骨も綺麗にしゃぶりながら丁寧に食べていた。

可哀想に思ったおっちーはのむちゃんに美味しい方のお肉をあげていた。のむちゃんは、「美味しい私のと違う」と言っていた。

試しにのむちゃんが食べなかったお肉をおっちーが食べたら、確かに固くて油っぽかったみたいだった。

うーん、閉店間際に行った私たちが悪いのか?品質を統一出来ていないお店が悪いのか?

大分疲れていた僕たちは、おとなしく店を出た。店じまい中の慌ただしい食事。こんな事もあるわな・・・と思うことにした。


香港時間23時近く。コンクールの結果はどうだったんだろう。多分もう出ているかもしれない。





<いく姉さんの回顧録>

私たちは足早にホテルに向かいました。途中、路上に机を出しているビストロみたいなお店で、ほろ酔いになっている心弦のお友達に会いました。香港に来て、まだ1杯もお酒を飲んでいなかったので、(何しろまだ2日目だから)心の底から一緒にほろ酔い気分を味わいたいと思いましたが、お酒は、打ち上げの時までお預けにしようと思ったのと、早く結果を知る為ホテルに戻りたくて後ろ髪引かれる思いで、その場から離れました。

あーあの香港の夜、一緒に飲んでいれば、あんな事にならなかったかもしれない、と今になって思います。あーほろ酔いになっていれば、ぐっすり眠れたかもしれないのに・・・。あー飲んでおけばよかった。(後悔先に立たず(・・;))


さあ いよいよ いよいよ始まる 思ってもみない展開( ༎ຶ Ŏ༎ຶ ) 





To be continued














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by komaoyo | 2016-09-23 20:48 | 二胡 | Comments(0)

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